・所要時間
・料金
・アクセス
・平等院までの行き方
・駐車場
・開館時間と休館日
源氏物語ミュージアムから平等院の
途中には「さわらびの道」という
源氏物語ゆかりの散策路もあり、
写真付きで紹介しています♪
源氏物語ミュージアムの所要時間
源氏物語ミュージアムの所要時間は、
1時間~3時間程度です。
源氏物語ミュージアムは、
物語のあらすじなど、文章による展示が多いです。
なので、
展示内容をどのくらいじっくり見るかで
所要時間は異なります。
全ての展示をじっくり読むと、
1時間以上かかりますが
そこまでじっくり読まないでさらっと見るなら、
30分もかかりません。
展示をどのくらいじっくり読むかは、
源氏物語への興味の深さや、
知識の量によって人それぞれ異なります。
映像展示室で上映されている映画の
上映時間は、20分です。
種類の違う映画を2本見るならば、
待機時間も含めて1時間ほどかかります。
図書室やカフェ、おみやげコーナーで
ゆっくり過ごされたい場合は、さらに時間を多く
見積もったほうがよいでしょう。
区分 | 一般的な所要時間 |
---|---|
常設展示 | 30分~1時間 |
企画展示 | 5分~10分 |
映像展示 | 20分/1本 |
カフェ、図書室、おみやげショップ | +α |
映画を見ずに
展示をさらっと見るだけならば、
30分もあれば十分でしょう。
映画を1本だけ見て、
展示をさらっと見る程度であれば、
滞在時間は1時間程度となります。
映画を2本見て、
展示内容を熟読した上に
図書室やカフェでものんびりすると
3時間程度かかるでしょう。
源氏物語ミュージアムの展示内容や、
映画の感想については、
こちらの記事で、写真つきで詳しく解説しています。
館内マップも紹介しています。
源氏物語ミュージアムの料金と割引
源氏物語ミュージアムの観覧料は
以下のようになっています。
区分 | 個人 | 団体 |
---|---|---|
大人 | 600円 | 480円 |
子ども(小・中学生) | 300円 | 240円 |
障害者割引として、
下記の障害者手帳をお持ちの方と
その介護者の方は、半額になります。
(大人:300円、子ども:150円)
障害者等手帳所持者
身体障害者手帳
療育手帳
精神障害者保健福祉手帳
戦傷病者手帳
被爆者健康手帳
特定医療費(指定難病)受給者証
ただし、
障害者等手帳をお持ちの方で宇治市内在住の方
および高齢者(70歳以上)と、
その介護者は無料となります。
源氏物語ミュージアムのアクセス
電車&徒歩で源氏物語ミュージアムに
行くアクセスについて解説します。
源氏物語ミュージアムの最寄り駅は、宇治駅です。
源氏物語ミュージアムまでは、
京阪宇治線「宇治」駅下車で、徒歩8分
JR奈良線「宇治」駅下車で徒歩15分です。
京都駅からだと
JR奈良線「宇治」駅まで乗り換え0回で行けます。
京都駅 ⇒(JR奈良線)⇒宇治駅(奈良線)
※乗り換え0回、料金240円
JR奈良線「宇治」駅から、
源氏物語ミュージアムへの行き方は
以下の通りです。
宇治川を越えて、約1kmの道のりです。
15分程度で着きます。
京阪宇治線「宇治」駅から、
源氏物語ミュージアムへの行き方は
以下の通りです。
8分で到着します。
源氏物語ミュージアムから平等院までの行き方
源氏物語ミュージアムの近くには、
有名な観光スポット平等院鳳凰堂があります。
平等院までの行き方(2通りの行き方)
行き方は、下記の2パターンのルートがあります。
おすすめは、緑の丸で示した道のりです。
青丸で示したルート:
車通りの多い
大きな通りと大きな橋を通っていくルートで、
10分程度で平等院に着きます。
ショップが並んで賑やかな
平等院表参道を通ります。
緑丸で示したルート:
14分かかりますが、
「さわらびの道」という
源氏物語ゆかりの散策路を通って
自然に癒されながら平等院を目指します。
宇治橋東詰から宇治川の右岸(東側)に沿って、
放生院(橋寺)、宇治神社、宇治上神社を経て、
源氏物語ミュージアムに至る散策路。
源氏物語宇治十帖「早蕨」「総角」の古蹟がある。
春~夏は緑が美しく、秋は紅葉が色づくので
ぜひ「さわらびの道」を散策しながら
平等院鳳凰堂を訪れてみてください。
4月の「さわらびの道」は新緑が輝いて美しかった
筆者は4月に源氏物語ミュージアムを訪れ、
さわらびの道を歩いて平等院を訪問しました。
源氏物語ミュージアムから宇治上神社までは、
緑が豊富なので、森林浴しながら
気持ちのいい散歩を楽しむことができましたよ。
さわらびの道を歩いていると、
総角の古蹟を見つけました。
宇治の八の宮が住んでいた山荘は、
この辺だと想定されていたようです。
この碑は、昭和45年に建てられました。
総角の古蹟の近くには、
与謝野晶子の歌碑が建てられています。
与謝野晶子が詠んだ「源氏物語」宇治十帖の和歌が
刻まれています。
この歌碑は、
与謝野晶子50周年(1942年5月29日没)と
宇治市市制40周年(1951年3月1日発足)を
記念して、建立されたものです。
西面には、下記の和歌が5首刻まれていました。
橋姫
しめやかに 心の濡れぬ 川ぎりの
立舞ふ家は あはれぬるかな
椎が本
朝の月 涙の如し 真白けれ
御寺のかねの 水わたる時
総角
こころをば 火の思ひもて 焼かましと
願ひき身をば 煙にぞする
さわらび
さわらびの 歌を法師す 君に似ず
よき言葉をば 知らぬめでたさ
宿り木
あふけなく 大御女を いにしへの
人に似よとも 思ひけるかな
東面は下記の5首。
東屋
ありし世の 霧きて袖を 濡らしけり
わりなけれども 宇治近づけば
浮舟
何よりも 危きものと かねて見し
小舟の上に 自らをおく
蜻蛉
ひと時は 目に見しものを かげろふの
あるかなきかを しらぬはかなさ
手習
ほど近き 法の御山を たのみたる
女郎花(おみなえし)かと 見ゆるなりけれ
夢の浮橋
明くれに 昔こひしき こゝろもて
生くる世もはた ゆめのうきはし
1月~4月には「光源氏」という
名前の椿が咲くようで、こんな立て札を見かけました。
宇治上神社の鳥居は大きくてとっても立派!
緑と赤のコントラストが綺麗です。
宇治上神社の鳥居の近くには、
早蕨の古蹟もあったらしいのですが、
私は見逃してしまいました…。
ひっそりと建っているので
ぼーっと歩いていると見逃します。
茶色い立て札が目印です。
宇治川にかかっている小さな橋も
風情があって良かったですよ。
宇治川を越えると、すぐ平等院に着きます。
平等院は、元々は藤原道長の別荘だったものを
その息子・藤原頼道が寺院に改めたものです。
大河ドラマ「光る君へ」を見て分かるように
「源氏物語」の作者・紫式部と
藤原道長は深い関係にありました。
平等院も「源氏物語ゆかりの地」として
ぜひ観光していってくださいね。
源氏物語ミュージアムの駐車場
ここでは、車で行かれる方のために
源氏物語ミュージアムの駐車場について解説します。
駐車場の場所と料金
源氏物語ミュージアムの駐車場は、
源氏物語ミュージアムから少し離れた場所にあります。
離れているといっても、徒歩3分程度です。
15台分の駐車スペースがあります。
駐車料金は、以下の通りです。
区分 | 料金 |
---|---|
バス | 1台1回 2,500円 |
普通車 | 1台30分 100円 |
最大料金は設定されていませんので、ご注意ください。
混雑状況
筆者は4月の平日に行きましたが、
駐車場はガラガラでした。
土日祝や紅葉シーズンは満車になりやすいので
ご注意ください。
(源氏物語ミュージアムの付近は隠れた紅葉の名所!)
源氏物語ミュージアムの周辺には
他にも有料のパーキングがありますから、
満車のときに備えてチェックしておきましょう。
源氏物語ミュージアムの開館時間と休館日
開館時間と休館日は以下の通りです。
開館時間 | 休館日 |
---|---|
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) | 月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始 |
基本的に、月曜日は休館日となります。
月曜日が祝日だった場合は、翌日の火曜日が休館日です。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、源氏物語ミュージアムの
所要時間やアクセス、平等院までの行き方について
詳しく説明しました。
源氏物語や平安時代に興味がある方なら
源氏物語ミュージアムを楽しめるはずですので、
ぜひ行ってみてくださいね!
\展示内容はこちらで紹介しています/
当ブログでは、源氏物語について
詳しく解説する記事を他にもたくさん書いています。
源氏物語に興味をお持ちの方は、
ぜひ他の記事も読んでいってくださいね😊
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